ザ・シェッド蒸溜所
The Shed Distillery
基本情報
| 所在地 | アイルランド・リートリム州ドラムシャンボ(ロー・アレン湖畔、鉄の山〔スリアブ・アン・イアラインの麓〕)[1] |
|---|---|
| 蒸溜器 | 銅製ポットスチル5基(ウイスキー用3基、ジン用2基)と銅製カラム式2基(ウォッカ用)。ポットスチルはドイツのアーノルド・ホルシュタイン社の特注[1] |
| 手がけるスピリッツ | ジン、シングルポットスチル・アイリッシュウイスキー、ウォッカ(2026年10月時点の公式一覧)[2] |
| ジンのつくり方 | 8種のボタニカルをポットスチルで、4種を蒸気で香りづけ。仕上げ前に最長30日寝かせ、軽く冷却ろ過[3][4] |
| 人員 | ヘッドディスティラーはブライアン・タフト。従業員28人(2019年のVinePairによる)[1][4] |
| 見学 | 毎日10時〜18時(2026年10月時点)。蒸溜所ツアー、バー、ショップ、カフェあり[1] |
目次
冬至の日に、建物ができる前から蒸溜を始めた
ザ・シェッド蒸溜所は、アイルランド西部のリートリム州ドラムシャンボにあります。ロー・アレン湖のほとり、「鉄の山」と呼ばれるスリアブ・アン・イアラインの麓です。創業者はP.J.リグニー。同社のサイトは、デニーズ・リグニー(Denise Rigney)とヘッドディスティラーのブライアン・タフトも創業チームとして挙げています。[1]
2014年の冬至、12月21日に、蒸溜所は最初のウイスキーを仕込みました。サイトは、新しい蒸溜所の建物の完成前に蒸溜が始まったとも述べています。[1]
ジン用2基を含む、銅のポットスチル5基
サイトに載る蒸溜器は、銅製ポットスチル5基と銅製カラム式2基です。ポットスチルのうち3基はウイスキー用、2基がジン用。カラム式はウォッカに使います。ポットスチルはドイツのアーノルド・ホルシュタイン社が特注でつくったと書かれています。容量は載っていません。[1]
つくっているのは、ジン、シングルポットスチル・アイリッシュウイスキー、ウォッカ(商品名はサウセージ・ツリー)の3種類です。ジンは「ドラムシャンボ ガンパウダー アイリッシュ ジン」と、柑橘などを加えた派生品が複数あります(2026年10月時点)。[2]
ブランドが語る物語
ブランドは、P.J.リグニーを「好奇心旺盛な人」(curious mind)と呼んでいます。旅の途中で出会った東洋の素材と地元アイルランドの素材を組み合わせるジンづくりを思い立ち、ドラムシャンボに蒸溜所をつくったという筋書きです。サイトには「見知ったものから未知の領域へ」という言い回しが出てきます。[3]
2019年にブランド提供の記事を載せたVinePairは、リグニーを約30年の酒類業界経験をもつ人物と紹介し、かつてはベイリーズの役員だったと書いています。同じ記事は、蒸溜所をコナハト地方で101年ぶりに開いた蒸溜所と説明しました。サイトはウイスキーについて「コナハト地方で101年以上ぶり」と書き、別の箇所では「105年以上ぶり」としています。[4][1]
ラベルの動物は、北米の伝説の生き物とされるジャッカロープです。サイトは、リグニーが野原で見かけたとされる生き物として紹介しています。[3][4]
ガンパウダージンのつくり方
「ドラムシャンボ ガンパウダー アイリッシュ ジン」は12種のボタニカルを使います。うち8種は銅製ポットスチルで蒸溜し、4種は蒸気で香りを移します。同社は、これを「中世風の銅製ポットスチルで、手作業でゆっくり蒸溜する」と説明しています。[3]
VinePairの記事(2019年)によると、蒸溜後は最長30日寝かせ、軽い冷却ろ過をかけます。瓶詰めとラベル貼りまで蒸溜所内で行うとも書かれています。[4]
見学と、蒸溜所のなかの店
サイトによると、蒸溜所は毎日10時から18時まで開いています(2026年10月時点)。蒸溜所ツアーのほか、バー「ハニーバジャー・バー」、ギフトショップ、カフェ「ジャッカロープ・カフェ」があります。[1]
年表
| 2014年12月21日 | 冬至に最初のウイスキーを仕込む。建物の完成前に蒸溜が始まったとサイトは述べる[1] |
|---|---|
| 2014年 | リートリム州ドラムシャンボで開業。VinePair(2019年)は、コナハト地方で101年ぶりに開いた蒸溜所と紹介[4] |
| 2019年 | 従業員28人。ヘッドディスティラーはブライアン・タフト[4] |
ザ・シェッド蒸溜所の銘柄
参考資料
最終更新:2026-10-08 内容の誤りを知らせる