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GIN BRANDコーヴァル ドライ・ジン
KOVAL Dry Gin
- 生産国アメリカ合衆国 イリノイ州シカゴ
- 度数47.0%
米国シカゴのKOVAL蒸溜所がつくる、有機ライ麦のドライジンです。
自社の有機ライ麦のホワイトウイスキーを土台に、13種のボタニカルを使います。
メーカーは、ジュニパーと野の花の香りで、ドライでいきいきした味わいだと紹介しています。
銘柄スペック
| 銘柄名 | コーヴァル ドライ・ジン(KOVAL Dry Gin) |
|---|---|
| アルコール度数 | 47.0% |
| 誕生 | 2014年 |
| 蒸溜所 | KOVAL蒸溜所 |
コーヴァル ドライ・ジンを購入できるサイト
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目次
2014年11月に発売を発表した、有機ライ麦のジン
2014年11月10日。KOVAL蒸溜所が、有機のスモールバッチ・ドライジンの発売を発表しました。発表文は、KOVALをウイスキー、ブランデー、リキュール、ウォッカをつくる蒸溜所と紹介したうえで、新しいドライジンの発売を伝えています。度数は47.0%。発表文は、市場にあるほかのジンより高い度数だと書いています。[1]
KOVALは米国シカゴの蒸溜所です。創業は2008年。ロバート・ビルネッカー博士とソナット・ビルネッカー・ハート博士の夫妻が立ち上げました。公式サイトは、シカゴで1800年代半ば以来はじめて開かれた蒸溜所だと説明しています。ロバートはオーストリア出身で、蒸溜家としては3代目にあたります。[2]
KOVALという名は、東欧の多くの言語で「鍛冶屋」を意味します。イディッシュ語には「前へ切り開いて進む人」という意味もあるそうです。ソナットの曽祖父と、ロバートの祖父の姓であるシュミット(Schmid、ドイツ語で鍛冶屋にあたる言葉)にちなんだ名です。[2]
発表文はラベルについても説明しています。フレキソ印刷の紙に金箔、エンボス、レーザーカット、抜き加工をほどこしたもので、環境に配慮した技法で仕上げたと説明しています。[1]
ベースは有機ライ麦のホワイトウイスキー。原酒から自社でつくる
土台は、有機ライ麦でつくったホワイトウイスキー(色のついていないウイスキー原酒)です。公式ページによると、穀物は地元のオーガニックの農場で育てたもの。発表文も、自社の白いウイスキーが土台だと述べています。[3][1]
公式ページは、多くのジンが工業的につくられた中性のグレーンスピリッツを使うのに対し、自分たちは原酒の仕込みと蒸溜を自社で行うと説明しています。穀物はシカゴ近郊の農場から。どのボトルも、有機の農場までさかのぼれるといいます。[4]
蒸溜は「ハートカット」だけです。蒸溜の初めに出るヘッドと終わりに出るテールは捨て、まんなかの澄んだ部分だけを取る方法です。認証は2つ。製品は有機認証(MOSA)を受け、ユダヤ教の食の規定に沿ったコーシャ認証(OU)も受けていると、公式サイトは書いています。[3][4][2]
蒸溜所の蒸溜器はポットスチルです。ドイツのKothe社が手づくりした、容量5,000リットルのものです。細長いウイスキー用のヘルメット(蒸溜器の首の部分)、特別な蒸溜塔、独自のバブルキャップ構造を備えると、公式ページは紹介しています。ジンに使う設備は不明です。[2]
13種類の「森のボタニカル」。名前が公表されているのは5種
ボタニカルは13種類。確認した範囲では、配合は公表されていません。公式ページは「woodland botanicals(森のボタニカル)」と呼びます。名前が分かるのは、ジュニパーベリー、アンジェリカルート、コリアンダーシード、グレインズ・オブ・パラダイス、ローズヒップの5種です。[3][1][5]
残る8種の名前は、確認した公式サイトのページからは分かりません。ボタニカルを入れるのは、蒸溜の2つの段階。公式ページはこれを「デュアル・ボタニカル・プロセス」と呼んでいます。どのボタニカルをどの段階で加えるかは、公式ページに書かれていません。[4]
ブランドが語る物語:ジンが好きでなかった二人の挑戦
米国の酒のサイトBevvyの記事で、ソナットは「二人ともジンが好きではなかった。だから、私たちでも好きになれるジンをつくる挑戦として取り組んだ」と語っています。ソナットの言葉では「ハードコアなジン」をめざしたそうです。ジュニパーの比率を中心に、風味の配合を何度も試したといいます。[6]
Gin Foundryによると、夫妻はシカゴでの蒸溜を禁じていた1930年代の法律と2年間向き合い、蒸溜所は2010年に営業を始めました。公式サイトの創業年は2008年です。[7][2]
メーカーが紹介する味わいと飲み方
公式ページは、ジュニパーと野の花が香りをつつみ、味わいはドライでいきいきしていて、エメラルド色の草、金色の柑橘、白胡椒のニュアンスがあり、丸みのある花の厚みが感じられると紹介しています。[3]
ノートは次のとおりです。香りはラベンダーとハイビスカスの花、ライムのような柑橘、松とスペアミント。口に含むと柑橘と松が来て、花の風味が続き、マルメロ、バニラ、白グレープフルーツ、砕いたジュニパーが現れるとされています。余韻は非常にドライ。アニス、胡椒、ビターオレンジの皮があり、松のようなジュニパーの名残がバラの花に変わっていくそうです。これは公式の味わいの表現で、ボタニカルの一覧ではありません。[3]
飲み方について発表文は、そのまま飲めるほど引き締まっている、と書いています。加えて、クラシックなカクテルにも現代的なカクテルにも合う、複雑さのあるベースだとも説明しています。[1]
派生品とラインナップ(2026年9月時点)
2026年9月時点の公式サイトのジンの一覧には、ドライジンのほか、バレルドジン、クランベリー・ジン・リキュール(限定版を含む)、そして「Thresh & Winnow(スレッシュ・アンド・ウィノー)」の名を冠した2種が並びます。2種のうちフォレ・ジンはしそ、シトリン・ジンは柚子を前面に出すと紹介され、どちらも90プルーフ(度数45.0%)です。[8]
バレルドジンは、ドライジンと同じ13種のレシピを、自社のウイスキー樽で熟成させたものです。熟成は約6か月。度数は47.0%。バニラとバタースコッチの風味がある、と公式ページは紹介しています。[9][8]
ボタニカル
色付きはこの銘柄の特徴となるボタニカルです。
つくり手:KOVAL蒸溜所
KOVAL蒸溜所の創業は2008年。ロバート・ビルネッカー博士とソナット・ビルネッカー・ハート博士の夫妻が立ち上げました。公式サイトは、シカゴで1800年代半ば以来はじめて開かれた蒸溜所だと説明しています。トップページの表現は「禁酒法以来」…
KOVAL蒸溜所の歴史とつくり方を読む >よくある質問
- KOVAL ドライジンの度数は何%ですか。
- 公式サイトでは47%(94プルーフ)です。2014年の発売時の発表文にも47%とあります。日本で流通する品の度数は、輸入元の情報を確認できていません。
- 何を原料にしたジンですか。
- 有機ライ麦でつくったホワイトウイスキーがベースです。これを自社で仕込み、蒸溜しています。ボタニカルは13種類で、公式に名前が公表されているのはジュニパーベリー、アンジェリカルート、コリアンダーシード、グレインズ・オブ・パラダイス、ローズヒップの5種です。
- KOVALはどこの蒸溜所ですか。
- 米国シカゴの蒸溜所で、2008年にロバート・ビルネッカー博士とソナット・ビルネッカー・ハート博士の夫妻が創業しました。公式サイトは、シカゴで1800年代半ば以来はじめて開かれた蒸溜所と説明しています。
参考資料
- KOVAL Distillery(プレスリリース、2014年11月10日、PRWeb配信)
- KOVAL Distillery(Our Story)
- KOVAL Distillery(Dry Gin 製品ページ)
- KOVAL Distillery(Dry Gin 紹介ページ)
- Difford's Guide
- Bevvy(From Doctorates to Double Gold: The Story of Koval Distillery)
- Gin Foundry
- KOVAL Distillery(ジン製品一覧)
- KOVAL Distillery(Barreled Gin 製品ページ)
- KOVAL Distillery(トップページ)
最終更新:2026-09-29 内容の誤りを知らせる