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GIN BRAND桜尾ジン オリジナル
SAKURAO GIN ORIGINAL
- 生産国日本 広島県
- 度数47.0%
- 容量700ml
広島県廿日市市のSAKURAO DISTILLERYが、広島県産の柑橘やヒノキを使ってつくるジンです。
ドイツ製の銅製蒸溜器で、ボタニカルを浸すスティーピングと蒸気で香りを移すヴェイパーを同時に行います。
メーカーは、柑橘の香りと伝統的なジンの風味が融合したアロマが特徴と紹介しています。
銘柄スペック
| 銘柄名 | 桜尾ジン オリジナル(SAKURAO GIN ORIGINAL) |
|---|---|
| アルコール度数 | 47.0% |
| 容量 | 700ml |
| 誕生 | 2018年 |
| 蒸溜所 | 桜尾蒸溜所 |
桜尾ジン オリジナルを購入できるサイト
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目次
広島・廿日市の酒蔵が2018年に出したジン
桜尾ジン オリジナルは、広島県廿日市市桜尾のSAKURAO DISTILLERYでつくられるジンです。発売は2018年3月5日。LIMITEDと同時のデビューでした。度数は47.0%、容量は700ml。発売時の参考小売価格は2,000円(税別)でした。[1][2][3]
つくり手の歴史は1918年にさかのぼります。この年、廿日市で中国酒類醸造合資会社が設立され、1938年に株式会社となって中国醸造株式会社と名を改めました。1963年には清酒の醸造にも乗り出しています。2021年に社名をサクラオブルワリーアンドディスティラリーへ改めました。[4][2]
発売時の発表によると、ジンをつくるのは、100年以上の蒸溜技術を受け継ぐ蒸溜責任者です。蒸溜所そのものも洋酒づくりの新たな可能性に挑むために設けたとメーカーは説明しており、2017年12月に竣工したその蒸溜所では、ジンのほかにモルトウイスキーとグレーンウイスキーもつくっています。[2][4][3]
メーカーによると、蒸溜所は世界遺産の宮島を対岸に望む、瀬戸内海の海辺にあります。2026年時点の公式サイトでは、見学でジンの蒸溜器を見られると紹介しています。[3]
5種の柑橘と、ヒノキ・緑茶・赤紫蘇・生姜
原料は14種。そのうち9種が広島県産で、残りの5種はジュニパーベリーやコリアンダーシードなどです。この5種のうち、公式サイトで名前が挙がっているのはジュニパーベリーとコリアンダーシードの2つだけです。[5][6]
9種のうち5種は柑橘です。メーカーは、この5種にそれぞれ別の役目を与えています。レモンは、特に香りの強い広島県産のグリーンレモンを使い、爽やかさを強めます。ネーブルオレンジは甘みと酸味のバランスで風味全体をまとめ、苦みの強い夏みかんは、ほかの柑橘の甘さを引き立てる役です。そこへ橙が複雑さを加え、安芸高田市産の川根柚子が強い香りを添えます。[6]
残る4種は、ヒノキ、緑茶、赤紫蘇、生姜です。ヒノキは香りのやわらかい広島県産を選び、その和の香りで味わいをマイルドにするといいます。府中市の緑茶はあえて荒茶を使い、お茶本来のフレッシュで硬さのある香りを生かしています。山県郡の赤紫蘇は、飲んだあと鼻に抜ける香りを受け持ちます。生姜は三次市産。香りと味わいに広がりを生むとメーカーは説明しています。[6]
浸すことと蒸気を通すことを、1台で同時に
香りの取り出し方は二通りあります。ボタニカルをスピリッツに浸したまま蒸溜するのが「スティーピング」、蒸気の通り道に設けたバスケットに素材を入れ、そこを通る蒸気で香りを移すのが「ヴェイパー」です。桜尾ジンは両方を同時に使います。メーカーは、それぞれのボタニカルに合った方法で香りと味を取り出すための「ハイブリッド方式」だと説明しています。[2][6]
蒸溜器はドイツ製で、銅でできています。発売時の発表と公式サイトのボタニカル紹介は、これを「ハイブリッド蒸溜器」と呼んでいます。[2][6]
ウイスキーの専門情報サイトJWICは、この蒸溜器をドイツのホルスタイン社製と伝えています。開設当初は、この1基でウイスキーとジンの両方をつくっていました。2019年にポットスチルが増えます。それ以後、もとのハイブリッドスチルはウイスキーの再留とジンの蒸溜に回っているといいます。[7]
ブランドが語る物語
メーカーが紹介する味わいと飲み方
メーカーは、オリジナルを「柑橘の香りと伝統的なジンの風味が融合したアロマが特徴」と紹介しています。[5][1]
まず基本のジントニック。公式サイトのカクテルのページは、氷を入れたタンブラーにジン45mlを注ぎ、冷やしたトニックウォーターで満たして、くし切りのレモンを飾る配合を載せています。[8]
オリジナルを使う創作カクテルも2つ紹介されています。「ノイン ~九つの恵み~」は、オリジナル30mlに「かわいい白いシャルドネ」、オレンジジュース、エルダーフラワーシロップを合わせてシェークし、トニックウォーターで満たす一杯です。「瀬戸 ラ・ブリーズ ~瀬戸のそよ風~」は、オリジナル20mlにグレープフルーツジュースやブルーキュラソーなどを加えてシェークし、スノースタイルのグラスで楽しむよう勧めています。[8]
缶もあります。2025年5月から6月にかけて、オリジナルを使った缶入りのジントニック「SAKURAO GIN ORIGINAL GIN&TONIC」(350ml、アルコール分6%)が、ローソン、セブン‐イレブン、量販店の順に発売されました。メーカーには「本格ジンを手軽に楽しみたいのに、トニックウォーターが手に入りづらい」という声が寄せられていたといいます。メーカーは味わいを「広島県産柑橘類とボタニカル素材がもたらす、爽やかさと重厚感が特長」と紹介しています。2026年時点の公式の銘柄ページには、ピンクグレープフルーツ味の缶(350ml、6%)も並んでいます。[9][5]
品評会では、東京で2度カテゴリーの首位に
東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)では、2020年にジャパニーズジンのカテゴリーウィナーに選ばれています。社名がまだ中国醸造だったころです。[10]
2年後のTWSC2022では最高金賞を受け、さらに「ジャパニーズジン/ニュートラルスピリッツベース」のカテゴリーウィナーと、ベスト・コストパフォーマンス賞にも選ばれました。メーカーの説明では、カテゴリーウィナーは一定数の出品があったカテゴリーで最高得点を取った品に、ベスト・コストパフォーマンス賞は最高金賞か金賞を取った実勢価格4,000円以下の品から部門ごとに1つだけ選ばれた品に贈られます。[11][12][13]
同じ2022年には、酒類業界誌The Spirits Businessが結果を発表するThe Gin Mastersで、ロンドン・ドライの区分のゴールドを受けました。メーカーによると、この品評会はブラインドテイスティングで審査されます。[14][15]
LIMITEDとの違い
LIMITEDは、17種類すべてのボタニカルを広島県産でそろえたジンです。オリジナルにはない素材として、廿日市市の桜、地御前の牡蠣の殻、廿日市市の本わさび、広島県産のジュニパーベリーとその葉、クロモジ、広島市の木の芽、東広島市の青紫蘇が加わります。メーカーは桜を商品と蒸溜所の象徴と位置づけ、牡蠣殻は塩気を加えるために使うと説明しています。度数は同じ47%です。[5][6][16]
発売時の参考小売価格は、LIMITEDが5,500円、オリジナルが2,000円(いずれも税別)でした。2026年9月時点で公式サイトに掲載されているメーカーの商品カタログには、オリジナル(700ml、化粧箱付、100ml)、LIMITED、HAMAGOU、WHITE HERBSが載っています。[2][17]
受賞歴
| 2020年 | 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2020 カテゴリーウィナー(ジャパニーズジン)[10] |
|---|---|
| 2022年 | 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022 最高金賞(ジャパニーズジン)[11] |
| 2022年 | 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022 カテゴリーウィナー(ジャパニーズジン/ニュートラルスピリッツベース)[12] |
| 2022年 | 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC)2022 ベスト・コストパフォーマンス賞(JAPANESE GIN)[12] |
| 2022年 | The Gin Masters 2022(Second Tasting) Gold(London Dry)[14] |
ボタニカル
色付きはこの銘柄の特徴となるボタニカルです。
つくり手:桜尾蒸溜所
SAKURAO DISTILLERYは、広島県廿日市市桜尾にある蒸溜所です。竣工は2017年12月。ジンのほか、モルトウイスキーとグレーンウイスキーをつくり、JWICによるとウォッカも製造しています。
桜尾蒸溜所の歴史とつくり方を読む >よくある質問
- 桜尾ジン オリジナルの度数と容量は?
- 度数は47.0%です。容量は700mlのほか、100mlの小瓶もあります。
- オリジナルとLIMITEDの違いは?
- オリジナルは広島県産の9種を含む計14種の原料を使います。LIMITEDは17種のボタニカルをすべて広島県産でそろえ、桜や牡蠣殻、本わさびなどが加わります。
- 桜尾ジン オリジナルに牡蠣殻は入っていますか?
- 入っていません。蒸溜所近くの地御前で育った牡蠣の殻は、LIMITEDだけに使われているボタニカルです。
- 缶入りのジントニックはありますか?
- あります。2025年5月に、オリジナルを使った「SAKURAO GIN ORIGINAL GIN&TONIC」(350ml、アルコール分6%)が発売されました。2026年時点の公式サイトには、ピンクグレープフルーツ味もあります。
参考資料
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(2018年1月31日のお知らせ)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(PR TIMES掲載のプレスリリース、2018年1月31日)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(SAKURAO DISTILLERY)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(SAKURAO DISTILLERY)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(SAKURAO DISTILLERY)
- JWIC ジャパニーズウイスキーインフォメーションセンター(ウイスキー文化研究所)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(SAKURAO DISTILLERY)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(2025年のお知らせ「SAKURAO GIN ORIGINAL GIN&TONIC」新発売)
- 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC2020 洋酒部門 特別賞)
- 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC2022 洋酒部門 最高金・金・銀・銅賞)
- 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC2022 洋酒部門 特別賞)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(2022年6月のお知らせ、TWSC特別賞)
- The Spirits Business(The Gin Masters 2022 Second Tasting 結果)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(2022年12月のお知らせ、The Gin Masters 2022)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(商品資料 2024年7月版)
- サクラオブルワリーアンドディスティラリー(商品カタログ 2026年9月版)
最終更新:2026-09-28 内容の誤りを知らせる