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GIN BRAND

オピア ジン

OPIHR Gin

オピア ジンのボトル

イングランド・ウォリントンのG&Jディスティラーズでつくる、東洋のスパイスルートに着想を得たロンドンドライジンです。

ボタニカルは10種で、モロッコのコリアンダーやインドの黒胡椒などのスパイスを使います。

メーカーは、柑橘の鋭い立ち上がりと、東洋のスパイスの温かい口当たりを特徴として紹介しています。

銘柄スペック

銘柄名オピア ジン(OPIHR Gin)
スタイルロンドンドライジン
アルコール度数42.5%
容量700ml
誕生2013年
蒸溜所G&Jディスティラーズ

オピア ジンを購入できるサイト

PR/アフィリエイトリンク。価格・在庫は各販売サイトでご確認ください。

目次

  1. 東洋への旅を思い描いてつくった、2013年のスパイス系ジン
  2. ボタニカル10種の産地は、公式サイトが示している
  3. つくり方
  4. ブランドが語る物語
  5. メーカーが紹介する味わいと飲み方
  6. ラインナップと日本での販売

東洋への旅を思い描いてつくった、2013年のスパイス系ジン

英国発売は2013年10月。発売元はQuintessential Brands(クインテッセンシャル・ブランズ)で、蒸溜は、同じグループのG&Jディスティラーズが受け持ちました。[1][2]

OPIHRを手がけたのは、G&Jディスティラーズのジョアン・ムーアだと、ブランドの紹介にあります。発売時の発表では、マスターディスティラーが「東洋を訪ねた旅と、古いスパイスルート沿いの国々から着想を得た」と語り、スパイスとボタニカルを選ぶときは、スパイス市場の光景を思い浮かべていたそうです。[1][3]

読みは「O-PEER」(The Gin Guild)。瓶は、ずんぐりした透明ガラスです。正面に、2頭の赤いゾウのロゴが大きく印刷されています(Gin Foundry)。[4][2]

価格は70cl瓶で23ポンド。発売時の発表では、ハーヴェイ・ニコルズ(英国7店)とウェイトローズ(100店超)などで扱うとされました。あわせて、スパイス市場をテーマにした期間限定の会場「Salon Opihr」が、英国各地を巡る予定だと発表されています。[1]

売れ行きは早く伸びました。Quintessential Brandsは2015年6月に、2013年から2014年で販売量が277%増えたと発表しました。ソウル、シドニー、サンフランシスコのバーでも飲まれている、と同社は書きました。[5]

賞も受けています。2014年のThe Gin Mastersは、Super Premium部門でマスター(Master)、2018年の同大会は、Contemporary部門で金賞でした。同じ年のThe Travel Retail Mastersでは、ジン部門でマスターを受けました。[6][7][8]

ボタニカル10種の産地は、公式サイトが示している

産地は、英国版の公式サイトが示しています。ジュニパーベリーはイタリア、アンジェリカルートはドイツ、コリアンダーシードはモロッコで、スパイスは、インドネシアのクベバ、タンザニアのカルダモン、インドの生姜とクミン、そしてインドのテリチェリー黒胡椒です。柑橘はオレンジとグレープフルーツの皮で、製品ページの産地はどちらも「地中海地域」です。トップページは、オレンジの皮を、地中海の太陽で熟したスペイン産(ときにトルコ産)と書いています。ヴィーガン、グルテンフリーの表示もあります。[9][10]

発売時の発表が特に挙げたのは、モロッコのコリアンダー、インドの黒胡椒、インドネシアのクベバの3つで、いずれも手で選んだスパイスだと書かれています。[1]

産地の表記は、資料によって違います。豪州版の公式サイトと、2016年のGin Foundryは、クベバをマレーシア産、クミンをトルコ産としており、豪州版はさらに、カルダモンをインド産、オレンジの皮をスペイン産、グレープフルーツの皮をトルコ産と書いています。英国版の製品ページとは食い違います。理由は、わかりません。[11][2][9]

つくり方

手で選んだボタニカルを、上質なイングランドのスピリットと合わせます。製法はロンドンドライジン。場所は、1761年から同じ製法でジンをつくってきたという、「イングランドでもっとも古い蒸溜所」です。[9][12]

2013年の発売発表は、手で選んだスパイスを、G&Jディスティラーズの上質なグレーンスピリットに浸す(infuse)と書いています。[1]

蒸溜器の種類と、浸す時間。この2点は、今回開いた資料に見つかりませんでした。[9][1]

ブランドが語る物語

ブランドによると、名前の由来はオフィル(Ophir)です。ソロモン王の時代に栄え、金や銀、スパイスの積み荷が届いたとされる伝説の地を指します。場所は不明。東西を結ぶ古代の海上交易網のどこかにあったと考えられている、と公式サイトは説明しています。Difford's Guideの説明は、聖書に出てくる港です。[12][13]

ブランドが描くスパイスルートの出発点は、日本の西海岸です。そこからインドネシアを抜け、インドと中東を回り、地中海を渡ってヨーロッパへ届きます。商人は数千マイルを旅して、スパイスやボタニカルを交換しました。OPIHRは、その冒険心から生まれたジン。ブランドは、そう語っています。[12][10]

メーカーが紹介する味わいと飲み方

香りは、「豊かで力強く、なめらかな芳香と、柑橘の鋭い立ち上がりがある」と紹介されています。背景はクミンとカルダモン。温かく土っぽい香りで、グレープフルーツの皮が釣り合いを取る。そんな説明です。[9]

味わいは、「やわらかなカンファー(樟脳)の香り、ほのかな甘み、東洋のスパイスが温かい口当たりをつくる」と説明されています。余韻は続きますが、強さは増しません。[9]

飲み方は2通り。The Gin Guildは、氷を入れたジントニックにオレンジピールを添える方法と、ジンジャーエール割りを紹介しています。[4]

Difford's Guideの評は、スパイスの強いジン。松を思わせるジュニパーに、コリアンダー、カルダモン、砕いた黒胡椒などのスパイスが張り合い、スパイシーなジントニックになると書いています。伝統的なロンドンのジンが好きな人は気をつけたほうがいい、という注意つきです。[13]

ラインナップと日本での販売

2019年9月27日、地域別の3つのエディションが発表されました。四川山椒(Szechuan pepper)とアジョワンの「ファーイースト」、ペルシャの黒レモンとティムットペッパーの「アラビアン」、カスカリラの樹皮と没薬(ミルラ)の「ヨーロピアン」です。ラベルには、地域ごとの絵地図があります。[14]

英国版の公式サイトの度数は、ファーイーストが43%。アラビアンは40%、ヨーロピアンは43%です。ファーイーストは、レモンのようなタイムとラベンダーを背景に、四川山椒の温かいスパイスが立つ、と紹介されています。アラビアンは、レモンの香りが濃い、柑橘とスパイスのジンです。黒レモンは、イランのもので、ライムを天日で干したものを指します。ヨーロピアンは、焦がしたオレンジと苦みが特徴で、スイートベルモットとカンパリを合わせたネグローニに向くとされています。[15][16][17]

2019年の発表によると、価格は70cl瓶で26.95ポンド。1リットル瓶と5cl瓶もありました。[14]

免税店向けの限定品もあります。「Adventurers' Edition」は、The Travel Retail Masters 2018のジン部門(Travel Retail Exclusive)で、金賞でした。[8]

日本では、国分グループ本社の商品ページに「オピア ロンドン・ドライ・ジン」が載っています。度数は42.5%、内容量は700ml、参考売価は4,500円(税抜)です(2026年9月時点)。英国公式の40%とは違います。2019年5月のWANDSの記事には、輸入元として国分グループ本社の名があります。[18][9][19]

受賞歴

2014年The Gin Masters 2014(The Spirits Business) マスター(Master)(Super Premium)[6]
2018年The Gin Masters 2018(The Spirits Business) 金賞(Gold)(Contemporary)[7]
2018年The Travel Retail Masters 2018(The Spirits Business) マスター(Master)(Gin)[8]

ボタニカル

色付きはこの銘柄の特徴となるボタニカルです。

つくり手:G&Jディスティラーズ

G&Jディスティラーズは、イングランド北西部にあるジンの蒸溜所。場所はウォリントンです。つくるのは、OPIHR、グリーナルズ、BLOOMなど。会社は、25歳のトーマス・ダキンがジンづくりを始めた1761年を出発点とし、260年以上続く蒸溜所…

G&Jディスティラーズの歴史とつくり方を読む >

よくある質問

OPIHRはどこでつくられていますか。
イングランドのウォリントンにあるG&Jディスティラーズです。発売元のQuintessential Brandsが、2013年10月に英国で発売しました。
ボタニカルは何種類ですか。
公式サイトの英国版では10種類です。ジュニパーベリー、アンジェリカルート、コリアンダーシード、クベバ、カルダモン、生姜、クミン、黒胡椒、オレンジの皮、グレープフルーツの皮が挙げられています。
日本で売られているオピアの度数は何%ですか。
国分グループ本社の商品ページには、42.5%、700mlと載っています(2026年9月時点)。英国公式サイトは40%と書いています。
名前の由来は何ですか。
ブランドによると、ソロモン王の時代に栄えたとされる伝説の地オフィル(Ophir)に由来します。金や銀とともにスパイスも集まった土地だと、公式サイトは説明しています。

参考資料

  1. Quintessential Brands Group 公式(2013年10月の発売発表)
  2. Gin Foundry(Opihr Gin Review, 2016年5月)
  3. Quintessential Brands Group 公式(OPIHRのブランド紹介)
  4. The Gin Guild(OPIHR Oriental Spiced Gin)
  5. Quintessential Brands Group 公式(2015年6月の発表)
  6. The Spirits Business(The Gin Masters 2014 results・主催者)
  7. The Spirits Business(The Gin Masters 2018 results・主催者)
  8. The Spirits Business(The Travel Retail Masters 2018 results・主催者)
  9. OPIHR 公式(Spices of the Orient・英国版)
  10. OPIHR 公式(トップページ・英国版)
  11. OPIHR 公式(Oriental Spiced・豪州版)
  12. OPIHR 公式(The Ancient Spice Route)
  13. Difford's Guide(Opihr Oriental Spiced London Dry Gin)
  14. Quintessential Brands Group 公式(2019年9月の発表)
  15. OPIHR 公式(Far East Edition)
  16. OPIHR 公式(Arabian Edition)
  17. OPIHR 公式(European Edition)
  18. 国分グループ本社(オピア ロンドン・ドライ・ジン 商品ページ)
  19. WANDS(カクテルを通してブランドの真髄を探る OPIHR)
  20. Quintessential Brands Group 採用サイト(G&J Distillers ウォリントン)
  21. The Gin Guild(G&J Distillers from Quintessential Brands)

最終更新:2026-09-29 内容の誤りを知らせる