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GIN BRANDオピア ジン
OPIHR Gin
- 生産国イングランド チェシャー州ウォリントン
- 度数42.5%
- 容量700ml
イングランド・ウォリントンのG&Jディスティラーズでつくる、東洋のスパイスルートに着想を得たロンドンドライジンです。
ボタニカルは10種で、モロッコのコリアンダーやインドの黒胡椒などのスパイスを使います。
メーカーは、柑橘の鋭い立ち上がりと、東洋のスパイスの温かい口当たりを特徴として紹介しています。
銘柄スペック
| 銘柄名 | オピア ジン(OPIHR Gin) |
|---|---|
| スタイル | ロンドンドライジン |
| アルコール度数 | 42.5% |
| 容量 | 700ml |
| 誕生 | 2013年 |
| 蒸溜所 | G&Jディスティラーズ |
オピア ジンを購入できるサイト
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目次
東洋への旅を思い描いてつくった、2013年のスパイス系ジン
英国発売は2013年10月。発売元はQuintessential Brands(クインテッセンシャル・ブランズ)で、蒸溜は、同じグループのG&Jディスティラーズが受け持ちました。[1][2]
OPIHRを手がけたのは、G&Jディスティラーズのジョアン・ムーアだと、ブランドの紹介にあります。発売時の発表では、マスターディスティラーが「東洋を訪ねた旅と、古いスパイスルート沿いの国々から着想を得た」と語り、スパイスとボタニカルを選ぶときは、スパイス市場の光景を思い浮かべていたそうです。[1][3]
読みは「O-PEER」(The Gin Guild)。瓶は、ずんぐりした透明ガラスです。正面に、2頭の赤いゾウのロゴが大きく印刷されています(Gin Foundry)。[4][2]
価格は70cl瓶で23ポンド。発売時の発表では、ハーヴェイ・ニコルズ(英国7店)とウェイトローズ(100店超)などで扱うとされました。あわせて、スパイス市場をテーマにした期間限定の会場「Salon Opihr」が、英国各地を巡る予定だと発表されています。[1]
売れ行きは早く伸びました。Quintessential Brandsは2015年6月に、2013年から2014年で販売量が277%増えたと発表しました。ソウル、シドニー、サンフランシスコのバーでも飲まれている、と同社は書きました。[5]
賞も受けています。2014年のThe Gin Mastersは、Super Premium部門でマスター(Master)、2018年の同大会は、Contemporary部門で金賞でした。同じ年のThe Travel Retail Mastersでは、ジン部門でマスターを受けました。[6][7][8]
ボタニカル10種の産地は、公式サイトが示している
産地は、英国版の公式サイトが示しています。ジュニパーベリーはイタリア、アンジェリカルートはドイツ、コリアンダーシードはモロッコで、スパイスは、インドネシアのクベバ、タンザニアのカルダモン、インドの生姜とクミン、そしてインドのテリチェリー黒胡椒です。柑橘はオレンジとグレープフルーツの皮で、製品ページの産地はどちらも「地中海地域」です。トップページは、オレンジの皮を、地中海の太陽で熟したスペイン産(ときにトルコ産)と書いています。ヴィーガン、グルテンフリーの表示もあります。[9][10]
発売時の発表が特に挙げたのは、モロッコのコリアンダー、インドの黒胡椒、インドネシアのクベバの3つで、いずれも手で選んだスパイスだと書かれています。[1]
産地の表記は、資料によって違います。豪州版の公式サイトと、2016年のGin Foundryは、クベバをマレーシア産、クミンをトルコ産としており、豪州版はさらに、カルダモンをインド産、オレンジの皮をスペイン産、グレープフルーツの皮をトルコ産と書いています。英国版の製品ページとは食い違います。理由は、わかりません。[11][2][9]
つくり方
手で選んだボタニカルを、上質なイングランドのスピリットと合わせます。製法はロンドンドライジン。場所は、1761年から同じ製法でジンをつくってきたという、「イングランドでもっとも古い蒸溜所」です。[9][12]
2013年の発売発表は、手で選んだスパイスを、G&Jディスティラーズの上質なグレーンスピリットに浸す(infuse)と書いています。[1]
ブランドが語る物語
ブランドによると、名前の由来はオフィル(Ophir)です。ソロモン王の時代に栄え、金や銀、スパイスの積み荷が届いたとされる伝説の地を指します。場所は不明。東西を結ぶ古代の海上交易網のどこかにあったと考えられている、と公式サイトは説明しています。Difford's Guideの説明は、聖書に出てくる港です。[12][13]
ブランドが描くスパイスルートの出発点は、日本の西海岸です。そこからインドネシアを抜け、インドと中東を回り、地中海を渡ってヨーロッパへ届きます。商人は数千マイルを旅して、スパイスやボタニカルを交換しました。OPIHRは、その冒険心から生まれたジン。ブランドは、そう語っています。[12][10]
メーカーが紹介する味わいと飲み方
香りは、「豊かで力強く、なめらかな芳香と、柑橘の鋭い立ち上がりがある」と紹介されています。背景はクミンとカルダモン。温かく土っぽい香りで、グレープフルーツの皮が釣り合いを取る。そんな説明です。[9]
味わいは、「やわらかなカンファー(樟脳)の香り、ほのかな甘み、東洋のスパイスが温かい口当たりをつくる」と説明されています。余韻は続きますが、強さは増しません。[9]
飲み方は2通り。The Gin Guildは、氷を入れたジントニックにオレンジピールを添える方法と、ジンジャーエール割りを紹介しています。[4]
Difford's Guideの評は、スパイスの強いジン。松を思わせるジュニパーに、コリアンダー、カルダモン、砕いた黒胡椒などのスパイスが張り合い、スパイシーなジントニックになると書いています。伝統的なロンドンのジンが好きな人は気をつけたほうがいい、という注意つきです。[13]
ラインナップと日本での販売
2019年9月27日、地域別の3つのエディションが発表されました。四川山椒(Szechuan pepper)とアジョワンの「ファーイースト」、ペルシャの黒レモンとティムットペッパーの「アラビアン」、カスカリラの樹皮と没薬(ミルラ)の「ヨーロピアン」です。ラベルには、地域ごとの絵地図があります。[14]
英国版の公式サイトの度数は、ファーイーストが43%。アラビアンは40%、ヨーロピアンは43%です。ファーイーストは、レモンのようなタイムとラベンダーを背景に、四川山椒の温かいスパイスが立つ、と紹介されています。アラビアンは、レモンの香りが濃い、柑橘とスパイスのジンです。黒レモンは、イランのもので、ライムを天日で干したものを指します。ヨーロピアンは、焦がしたオレンジと苦みが特徴で、スイートベルモットとカンパリを合わせたネグローニに向くとされています。[15][16][17]
2019年の発表によると、価格は70cl瓶で26.95ポンド。1リットル瓶と5cl瓶もありました。[14]
免税店向けの限定品もあります。「Adventurers' Edition」は、The Travel Retail Masters 2018のジン部門(Travel Retail Exclusive)で、金賞でした。[8]
日本では、国分グループ本社の商品ページに「オピア ロンドン・ドライ・ジン」が載っています。度数は42.5%、内容量は700ml、参考売価は4,500円(税抜)です(2026年9月時点)。英国公式の40%とは違います。2019年5月のWANDSの記事には、輸入元として国分グループ本社の名があります。[18][9][19]
受賞歴
| 2014年 | The Gin Masters 2014(The Spirits Business) マスター(Master)(Super Premium)[6] |
|---|---|
| 2018年 | The Gin Masters 2018(The Spirits Business) 金賞(Gold)(Contemporary)[7] |
| 2018年 | The Travel Retail Masters 2018(The Spirits Business) マスター(Master)(Gin)[8] |
ボタニカル
色付きはこの銘柄の特徴となるボタニカルです。
つくり手:G&Jディスティラーズ
G&Jディスティラーズは、イングランド北西部にあるジンの蒸溜所。場所はウォリントンです。つくるのは、OPIHR、グリーナルズ、BLOOMなど。会社は、25歳のトーマス・ダキンがジンづくりを始めた1761年を出発点とし、260年以上続く蒸溜所…
G&Jディスティラーズの歴史とつくり方を読む >よくある質問
- OPIHRはどこでつくられていますか。
- イングランドのウォリントンにあるG&Jディスティラーズです。発売元のQuintessential Brandsが、2013年10月に英国で発売しました。
- ボタニカルは何種類ですか。
- 公式サイトの英国版では10種類です。ジュニパーベリー、アンジェリカルート、コリアンダーシード、クベバ、カルダモン、生姜、クミン、黒胡椒、オレンジの皮、グレープフルーツの皮が挙げられています。
- 日本で売られているオピアの度数は何%ですか。
- 国分グループ本社の商品ページには、42.5%、700mlと載っています(2026年9月時点)。英国公式サイトは40%と書いています。
- 名前の由来は何ですか。
- ブランドによると、ソロモン王の時代に栄えたとされる伝説の地オフィル(Ophir)に由来します。金や銀とともにスパイスも集まった土地だと、公式サイトは説明しています。
参考資料
- Quintessential Brands Group 公式(2013年10月の発売発表)
- Gin Foundry(Opihr Gin Review, 2016年5月)
- Quintessential Brands Group 公式(OPIHRのブランド紹介)
- The Gin Guild(OPIHR Oriental Spiced Gin)
- Quintessential Brands Group 公式(2015年6月の発表)
- The Spirits Business(The Gin Masters 2014 results・主催者)
- The Spirits Business(The Gin Masters 2018 results・主催者)
- The Spirits Business(The Travel Retail Masters 2018 results・主催者)
- OPIHR 公式(Spices of the Orient・英国版)
- OPIHR 公式(トップページ・英国版)
- OPIHR 公式(Oriental Spiced・豪州版)
- OPIHR 公式(The Ancient Spice Route)
- Difford's Guide(Opihr Oriental Spiced London Dry Gin)
- Quintessential Brands Group 公式(2019年9月の発表)
- OPIHR 公式(Far East Edition)
- OPIHR 公式(Arabian Edition)
- OPIHR 公式(European Edition)
- 国分グループ本社(オピア ロンドン・ドライ・ジン 商品ページ)
- WANDS(カクテルを通してブランドの真髄を探る OPIHR)
- Quintessential Brands Group 採用サイト(G&J Distillers ウォリントン)
- The Gin Guild(G&J Distillers from Quintessential Brands)
最終更新:2026-09-29 内容の誤りを知らせる