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GIN BRAND

コッツウォルズ ドライジン

Cotswolds Dry Gin

コッツウォルズ ドライジンのボトル

ウイスキーもつくるイングランドのコッツウォルズ蒸溜所が手がける、度数46%のドライジンです。

手でむく生のライムとピンクグレープフルーツ、地元のラベンダーなど9種類を使います。

ボタニカルが多く冷却濾過もしないため、氷やトニックで白く濁ります。メーカーはジュニパー主導と紹介。

銘柄スペック

銘柄名コッツウォルズ ドライジン(Cotswolds Dry Gin)
アルコール度数46.0%
容量700ml
誕生2014年
蒸溜所コッツウォルズ蒸溜所

コッツウォルズ ドライジンを購入できるサイト

PR/アフィリエイトリンク。価格・在庫は各販売サイトでご確認ください。

目次

  1. ウイスキーのために建てた蒸溜所が、最初に出したのはジンでした
  2. 9種類のボタニカルと、手でむく生の柑橘
  3. 重いボタニカルはひと晩漬け、軽いものは翌朝に加える
  4. ボタニカルが多く、冷却濾過もしないので、氷やトニックで白く濁る
  5. ブランドが語る物語
  6. メーカーが紹介する味わいと飲み方

ウイスキーのために建てた蒸溜所が、最初に出したのはジンでした

コッツウォルズ ドライジンは、イングランドのコッツウォルズ蒸溜所がつくるジンです。蒸溜所はウォリックシャーのストートン村にあります。創業者のDaniel Szorはニューヨーク生まれで、ロンドンで金融の仕事をしていました。[1]

Difford's Guideの蒸溜所紹介によると、Szorが思い描いたのはウイスキーづくりでした。それでも公式サイトによると、蒸溜所が最初に開発したスピリッツはジンです。2か月をボタニカルの研究にあて、150種のボタニカルを1種ずつ蒸溜したスピリッツをつくり、60を超えるレシピを試しました。The Gin Guildは、その60余りの試作から最後の1つに絞り込んだと書いています。[2][1][3]

Difford's Guideによると、発売は2014年9月19日。最初は「Inaugural Release(最初のリリース)」という名前でした。[4]

Difford's Guideの蒸溜所紹介でSzorは、最初の蒸溜液が出てから2週間後にロンドンの百貨店フォートナム・アンド・メイソンでの取り扱いが決まり、続いてハーヴェイ・ニコルズにも並んだと語っています。[2]

9種類のボタニカルと、手でむく生の柑橘

ボタニカルは9種類です。公式サイトが挙げるのは、ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、コッツウォルズ産のラベンダー、ベイリーフ、ライムの皮、ピンクグレープフルーツの皮、カルダモン、黒胡椒。Difford's Guideも同じ9種を載せています。[5][4]

ラベンダーは、蒸溜所に近いスノーズヒル産です。[5][3]

柑橘は、乾かした皮を使いません。公式サイトによると、蒸溜所ではライムとグレープフルーツを毎週数百個も手でむき、生の皮の油分をジンに移しています。Difford's Guideの製法紹介にも、生の柑橘の皮を蒸溜所で手むきしているとあります。[5][6]

量も多めです。蒸溜所の説明では、平均的なジンのおよそ10倍の重さのボタニカルを使います。The Gin Guildの表現は「10倍を超える量」です。[7][8]

重いボタニカルはひと晩漬け、軽いものは翌朝に加える

ベースのアルコールは、小麦からつくった度数96%の中性スピリッツです。公式サイトはこれを「まったく味のない」アルコールと書いています。蒸溜所はこれを60%に薄めて使う、とDifford's Guideは書いています。[7][6]

蒸溜の前に、ボタニカルをアルコールに漬けて香りを移します。この工程を浸漬と呼び、ここでは2段階に分けています。まず土台になるボタニカルを入れて、ひと晩置きます。時間は公式サイトが15時間、Difford's Guideの製品ページが12時間で、数字がそろいません。Difford's Guideによれば、ひと晩漬けるのはジュニパー、コリアンダー、アンジェリカルートの3種です。翌朝にラベンダー、ベイリーフ、カルダモン、黒胡椒、グレープフルーツ、ライムを加え、およそ45分後に加熱を始めます。[7][4][6]

蒸溜器は、ドイツのアーノルド・ホルスタイン社がつくった容量500リットルの銅製ポットスチル「ドリー」です。公式サイトによると、釜は4分の3まで満たします。蒸気が銅に十分触れるようにするためです。Difford's Guideは、すべてのボタニカルを釜に入れて漬け、そのまま煮る伝統的なワンショット方式だと書いています。同じ設計で容量50リットルの「ローレライ(Lorelai)」もあり、こちらは小さな仕込みや試験に使っています。[7][6]

蒸溜の最初に出てくる部分はヘッドと呼ばれ、公式サイトはこれを「かなり荒々しく渋い」として捨てています。使うのは中ほどのハートだけです。Difford's Guideによると、最初に除くヘッドはおよそ3.5リットル。毎時約55リットルの速さで7.5時間蒸溜し、80%のところで切り上げます。公式サイトはハートの度数を83%としています。[7][6]

とったハートは、すぐには瓶に詰めません。休ませる期間は、公式サイトが5日間、Difford's Guideが5〜7日です。そのあと濾過した水で46%まで下げ、Difford's Guideによれば蒸溜所内で瓶詰めします。[7][6]

ボタニカルが多く、冷却濾過もしないので、氷やトニックで白く濁る

冷却濾過は、瓶詰めの前にジンを冷やしてから濾す処理です。コッツウォルズはこれを行いません。冷却濾過は油分やエステルを取り除いてしまう、というのが蒸溜所の考えです。濾過しないことで、豊かでしっかりした口当たりを保つと説明しています。[7]

氷やトニックウォーターを加えると、真珠のような白い濁りが現れます。原因の説明は出どころで違います。公式の製品ページは、ボタニカルの量が並外れて多いためだと書いています。The Gin Guildは、ボタニカルの量に加えて冷却濾過をしないことを挙げ、この濁りが「The Cloudy G&T」と呼ばれていると紹介しています。[5][8]

ブランドが語る物語

ブランドによると、Szorは金融の世界を離れ、家族とコッツウォルズの田園で暮らしたいと考えていました。ひらめきは2012年の夏。自宅のまわりに広がる春まき大麦の畑がきっかけだったといいます。[1][9]

Difford's Guideの蒸溜所紹介では、Szorは、夫婦で週末用に買った小さな農家の窓から、春まき大麦の広い畑が風に揺れるのを見て、「どうして誰もウイスキーをつくらないんだろう」と思ったと語っています。[2]

メーカーが紹介する味わいと飲み方

メーカーは「ジュニパーが主導し、新鮮な柑橘とほのかなラベンダーが香るジン」と紹介しています。[5]

勧める飲み方は、大きなコパグラスに氷を満たし、ジン50mlを注いで、クラシックなトニックウォーターで満たすもの。飾りはピンクグレープフルーツのスライスと生のベイリーフです。どちらもボタニカルに使っている素材です。[5]

2026年10月時点の公式サイトには、70clの瓶のほか、1.5リットルのマグナムと3リットルのダブルマグナムが並んでいます。[5]

ボタニカル

色付きはこの銘柄の特徴となるボタニカルです。

つくり手:コッツウォルズ蒸溜所

コッツウォルズ蒸溜所は、イングランドのコッツウォルズ地方にある蒸溜所です。所在地はウォリックシャーのストートン村。公式サイトによると、2014年7月に開業しました。

コッツウォルズ蒸溜所の歴史とつくり方を読む >

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よくある質問

ジントニックにすると白く濁るのはなぜですか。
公式サイトは、ボタニカルを並外れて多く使うため、氷やトニックを加えると真珠のような濁りが出ると説明しています。The Gin Guildは、これに加えて冷却濾過をしていないことを理由に挙げています。
ボタニカルは何種類ですか。
9種類です。ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、コッツウォルズ産のラベンダー、ベイリーフ、ライムの皮、ピンクグレープフルーツの皮、カルダモン、黒胡椒を使います。ライムとグレープフルーツは、蒸溜所で生の皮を手でむいています。
度数は何%ですか。
46%です。公式サイトによると、蒸溜で得たハートを5日間休ませたあと、濾過した水で46%まで下げて仕上げています。

参考資料

  1. Cotswolds Distillery
  2. Difford's Guide
  3. The Gin Guild
  4. Difford's Guide
  5. Cotswolds Distillery
  6. Difford's Guide
  7. Cotswolds Distillery
  8. The Gin Guild
  9. Cotswolds Distillery

最終更新:2026-10-01 内容の誤りを知らせる